CAと知り合うには
〜基本編 2024年改訂版〜
YouTubeやSNSが全盛の中、
ウェブデザインという面からすると、
古さを隠せないどころか、
20年前の作りのままのCAfun。
ウェブに大きな変化はあれど、
CAの本質やCAと知り合う方法などに
大きな変化はない。
CAと知り合うためには・・・飛行機に乗る。
空港でナンパしようとか、
帰りの電車の中で声をかけようとか、
余計なことは一切考えてはいけない。
また最近のYouTubeやSNSでは、
個人の感想レベル、主観のみのネタで、
著しく客観性に欠けるモノが多い。
元CAが語るCAを誘う方法5選とか、
CAをおとすテクニック3選とか、
デタラメなニセ情報が氾濫しているので、
注意が必要である。
CAを紹介してくれる友人、
CAとの合コンに誘ってもらえる機会なし。
そうなると、
飛行機に乗る!
それが唯一の選択肢だ。
まずはネットで便を予約。
予約を入れる際には以下の2点を考慮。
・満席便や満席に近い便は避ける
・最後尾席の確保
今回は日本航空国内線を例にしてみる。
近年、空席の多い便は小型機に変更され、
空席だらけの便というのは少なくなっている。「クラスJ」「国内線ファーストクラス」には乗らない。
選択肢はエコノミーのみ。狙うのは最後尾席。
これは 孤立空間の確保 のための、
最も重要なポイントである。
初心者の大きな間違いは
「お見合い席」に座ってしまうこと。
これは今も昔も変わらない大きな誤り。
「私はCAをナンパしに来ました」
と宣言しているのと同じ。
お見合い席は周囲の目があり、
CAと話がしにくい。
CAにしても同じである。
例えばCAとの会話が弾み、
CAが連絡先の交換をしたがっていたとする。
しかし、お見合い席は当たり前ではあるが、
他の座席が周りにある。
多数の乗客の視線があり、
公衆の面前で連絡先交換など
CAとしては出来たものではない。
お見合い席はCAと世間話をする、
または観察するだけの席である。
孤立空間の確保のための予約。
事前座席指定の画面に進むと、
空席状況が表示される。
狙うのは最後尾の通路側の席。
目的地に到着、機体が停止、
その後すぐに機体最後尾のスペースに移動。
移動するには最後尾通路席が最も動きやすい。
乗客全員が降機のために
機体前方に視線を向けている。
降機の列が進むのを待っている間、
最後尾は人目に触れない。
最後尾のスペースは国内線で
孤立空間が確保できる唯一の場である。
たとえば下のシートマップは
JALA350-900(A359)
この機種の場合は、61Dまたは61G。
60Cでも良い。
声をかけるタイミングは降機時。
席から立ち上がり、最後尾のトイレ前、
ドア前あたりに移動する。
そして降機の列が進むのを待つ。
最後尾に立っていれば、
乗客を見送るCAも隣に立っているので、
容易に話しかけることができる。
場合によっては、CAから話しかけて
くることもある。
予約時、以下のように最後尾席が
予約できないこともある。
これはデッドヘッド(便乗)のCA、パイロットや
ツアーの団体客、その他の理由で
事前座席指定不可にしている席。
最後尾を予約するためには、
とりあえず、後ろのほうの席を取っておき、
出発時刻の1週間前から前日までの間、
予約画面をチェックする。
どのタイミングかはその便にもよるが、
たとえば出発前日に最後尾席が
予約可能になっていることがあるので、
座席変更を行う。
もし最後尾席が予約できない時、
降機時に何かしらの理由を見つけて、
最後尾のスペースに移動すれば良い。
以下に声かけをしたレポートを掲載。
記事はかなり古いが基本的な部分は
いまも昔も変わらないので参考になればと思う。
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2024.8.20