スチュワーデスと知り合うには

〜上級者編 パート3〜








さてCAのフライトスケジュールであるが、東京−大阪はいつも決まったクルーが飛ぶのか?

CAは毎週決まった路線を飛んでいるのか?などの疑問をお持ちの方もいると思う

あの路線に乗れば、またあのCAに会えるチャンスが!? と考えたことはないだろうか



残念ながら機内で偶然に同じCAと出会う確率は極度に低い

1週間に5日は乗る、成田−上海を月に10往復、なんていう方は別にして

普通であれば確率ゼロと解釈してもらってもいいくらいだ

ごく小さな航空会社であれば客室乗務員の数は少ないので再会のチャンスもある

しかし上級者が狙っているのはあくまでJAL・ANAのはずだ

そうなると客室乗務員は千人単位で存在し、常にいろいろな路線を飛んでいる



昔は「スケジューラー」が、せっせと手作業でCAのスケジュールを組んでいた

同じ路線が続けて当たらないよう、長い路線ばかりや短い路線ばかりにならぬよう、

CA全員の平均フライト時間が均一になるようにパターンを組んで行く

もしも偏った組み方をすると、フライト時間に対し乗務手当が支払われる関係で

給料や労働条件に著しい差が出てしまう

何年もデータを蓄積しているのでスケジュールは意外と容易に作れるものではあるが

路線の数、CAの数が増えるにつれ、手作業は限界となり

1990年代前半からは完全にコンピュータ管理されるに至った



航空会社のCAに関連するシステム、端末からはCAのスケジュールが

全て見られるようになっているが、我々一般人に見る機会はない

月刊エアステージやブログなどでスッチーのスケジュールを見かける時はあるが

それはあくまで誌面の活字のみ、スケジュール表そのものを公開したサイトは無いと思う











私生活と給与にてCAの給与明細を発表したが

これは金額部分の端数を見せなければ個人特定は不可能

スケジュールの場合は中身を修正してしまったら意味がないので丸々公開するしかない

しかし中身を見れば誰のスケジュールか判明してしまう可能性がある

これでは資料を提供してくれるCAはいない



そこで古いスケジュールを大切にとっているCAがいないか調査

誰に聞いてもみんな捨ててしまってたり、提供を拒否されたり・・・

苦労の末、やっと提供してくれたCAがいたので「CAのスケジュール表」をここに初公開

古いものだがスケジュールの表記は今も昔も大差はない

パッと見た感じでは何が書いてあるのか不明に思えるが

用語が理解出来れば読むのは意外と簡単である






ANA国内線・羽田ベース所属、あるCAのスケジュール表
画像をクリック




CAと知り合い、交際に発展。その後いろいろな関係をはぐくみ、

とうとうCAの彼女がスケジュールを渡してくれたのなら

落城後に敵の領土をすべて奪ったも同然、パーフェクトな勝利である

しかし交際を続け、毎月くれるはずのスケジュールを彼女が渡さなくなった時、

それは別れの前兆・・・悲喜こもごものスケジュール表である



戦うからには勝利を目指したい

勇ましく進軍する諸氏が最終的にはCAのスケジュール表をもゲット出来るよう、

心から祈りたい



結論。

基本としてはCAに声をかける「時間」と「空間」を確保する

上級者向けの応用としてA氏のように乗る便を選び、偶然を演出、

更に濃い!?時間と空間を確保するという戦法もある

チャンスはボケーッと待っているものではなく、自らが作り出すものだ。



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2006.3.8

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