今回はCAの生活を追ってみることにする

スチュワーデスマガジン(現エアステージ)などにもよくこの手の記事が載っている

キャビンアテンダントの一日のスケジュール、ショーアップから始まり、

仕事の流れを解説、そして休日の過ごし方..........

休日にはスポーツクラブに行き、洒落たレストランでランチ、

銀座でお買い物、お花のお稽古と続く.........

まぁこんな感じだが断言できることはただ一つ。

うそつけ！おまえはトレンディードラマか？

休日ごとにそんなことしてたら疲れるっつーの！

仕事の流れはよくあるスチュワーデス本を見て各自研究してほしい

ここでは他誌には書かれない実際の生活ぶりを見ることにする

一部、トレンディードラマのような生活をしているスッチーもいるが、これは超極少数派。　

まずドメス(国内線)の場合、ANA、JALともに4-2-4-2というスケジュール

遊びの予定は立てやすい。4日働いて2日休み、4日働いて2日休みというパターンだ

例えばオフの1日目。

私の研究によるとスチュワーデス100人中95人は寝ている！

残りの5人は、親戚の法事にでも行っているはずだ

普通でも昼まで、ベテランCAともなれば夕方まで寝ている！

勤続年数が長くなれば睡眠時間も比例して長くなる

スチュワーデスは過酷な肉体労働である。体が休息を必要としているのだ

休日にはマッサージや接骨院、カイロプラクティクスに通うCAも多い

腰痛、肩こりなどを持病のないスチュワーデスは存在しないだろう

デートや飲み会はいつするのか？これはフライト4日目終了後、

会社から直行、またはオフの一日目の夜がほとんどである

同じ班のCAと食事に行き、仕事のグチをこぼす、昔の友人と会う、合コンに行く、

友達と温泉旅行.....　特にめずらしいことはしていない

インター(国際線)の場合、スケジュールは不規則

4日フライト、2日休みなど様々なパターンがある

そして時差もあるので帰宅後の睡眠時間が長い

フライトから帰って来た翌日は爆睡だ！

睡眠の話ばかりになったが実際に寝てるか、遊んでるか、飲んでるか、という感じで

まあそこらのオヤジとなんら変わらない人間らしい!?生活を送っている

こんなことを書いたらスチュワーデス志望の女の子たちの夢が壊れる

なかなか実態は書けないわけである

スチュワーデス=派手な生活　と世間ではイメージしている

しかしこれも一部のスッチーだけというのが現実。

ブランド品はほとんどのCAが持っていることに違いないが

普通のOLや女子高生だって高いものを持っている

スッチーだけが特別というわけではない

でもいい給料もらってるんだろ？

と思っているアナタに支給額をそっと教えよう

おっと、ここで各誌に告ぐ。パクったらタダじゃおかないですぞ

さて本題に戻ろう

正社員の給料は良い！

下記は国際線スチュワーデスの一年の給与の内訳、税抜き手取り金額である

フライトの数によって月の給与は変わるので毎月の給与は一定額ではない

彼女は国内大手に短大卒で入社9年目のCAである

付き合っていたとしても給与明細など なかなか見れるもんじゃぁーない

本邦初公開 当サイトならではの情報だ

1月　433,000

2月　405,000

3月　407,000

4月　398,000

5月　448,000

6月　400,000

7月　404,000　ボーナス　525,000

8月　436,000

9月　458,000

10月　410,000

11月　380,000

12月　405,000　ボーナス　525,000

手取年収　約603万円 　(千円以下端数切り捨て)

まあこんなもんかと思った諸氏、昔はもっとボーナスは良かった

現在の航空不況により今年のボーナスはよりきびしいものになるだろう

すげーっいい給料、と思った方々、それも正解である

自宅から通っているスッチーは金が残る

会社の寮に入っているスッチーもけっこう貯めこんでいたりする

しっかりした子は貯金に走るものだ

しかしローンでポルシェを買ったり、海外旅行でブランド品買いまくり!

というスチュワーデスも結構多い

金はあればあるだけ使うもの。スッチーに限ったことではない

主流である契約制スチュワーデスはどうだろう？

こちらははっきり言ってビンボー。特に一人暮しの新人は悲惨だ

羽田に配属されたあるスッチーの場合。

住んでいるところは大田区羽田空港のとなり 川崎市

産業道路を走るトラックの排気ガスでいつでも曇っている

関西で例えれば尼崎市か

東京の家賃は高いが川を渡って神奈川県に入れば安い

木造のボロアパートに住んでいるCAも極少数だが存在する

食事はコンビニか自炊で安く済ませる

まともな食事は男友達におごってもらう

ステイ先でも遊ぶ金はなく、ホテルの近所のコンビニに行くくらい

まさにビンボー学生のような生活ぶりだ

各社 差はあるが給与は正社員の半分強程度である

普通のOLより給与は良いはずだがスチュワーデスとして

見栄を張るには金がかかる

合コンに全力を捧ぐスッチーはこんなタイプ、 ある意味かわいそうだとは思わないか？

美しく見える白鳥も水面下では必死に足をばたつかせている.........

結論。

金銭感覚、生活のリズムは普通のOLなどと比較すればズレている点もあるだろう

敵の状況をよく観察、そして把握し、いちいち驚くことの無いよう対処しよう

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