スチュワーデス研究
映像メディア分析
2006年 更新版
スッチードラマ
引退するタイミングを逃してしまったピンクレディのような「フジテレビ・スチュワーデス刑事」は
2006年正月の放送で終了
犯人の設定やアリバイ探しのトリックは完全にマンネリ化。
しかも10年前には若かった三人のCAもオババと化し、
何もそんな所だけリアルにしなくても・・・と皮肉って観ていた方も多いはず
かつてTBSの十八番だった航空ドラマの座を奪いそうな勢いのフジテレビ
2006年4月からは70年代 TBSのヒットドラマ「アテンションプリーズ」を放送予定
近年、スチュワーデスを主役にしたドラマは多くあったが
純粋に訓練から始まり、一人前のCAになるまでを描く"スッチー職業根性ドラマ"は
1983年のTBS・スチュワーデス物語以来、なんと23年ぶり
大変楽しみである
スチュワーデス刑事に続き、日本航空の全面バックアップがあることから
どこまでリアルなスッチードラマが作れるか、フジテレビのお手並み拝見。
ちなみにTBS・アテンションプリーズの最高視聴率は29.9%(最終回)
堀ちえみのスチュワーデス物語は26.8%(最終回)、スチュワーデス刑事23.2%(第1回)、
純粋なスッチードラマとしてはTBS・アテンションプリーズが現在も最高視聴率の
タイトルホルダーである
かつて紀比呂子が演じた世界一のスチュワーデスを目指す田舎娘の役に上戸彩を抜擢
いまどき「世界一のスチュワーデス」もないだろうと思うのだが
このあたりをどうリメイクしていくのか注目したい
ドラマとは対照的にここ数年、スッチーモノのドキュメンタリーは少なくなったようだ
新人が辛い訓練を受け、一人前のスッチーとなって飛び立って行くという、
どのテレビ局が制作してもワンパターンになるドキュメンタリーではあるが
水戸黄門と同じくこれに期待しているマニアは多い
CAfun管理人に作らせてくれたら、すごいのを作ってみせる!
ってダメか、あーそうですか、そうですか
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2006.2.15