スチュワーデスと知り合うには・パート3

〜すべてはタイミング〜









60Gに座ったまま更新を待っていた諸氏、

お待たせして申し訳ない

旅行に行ったので更新が遅れてしまった

自腹の旅はもちろんエコノミークラス。

私ほどのベテランになるとファーストやビジネスには乗り飽きて、

シートが体にフィットしていないと落ち着かないということで、

エコノミーをわざわざ選択しているのだ!・・・・んなわけない






一度は乗りたいファーストクラス




スチュワーデスと知り合うにはパート1、パート2は確認して頂いただろうか

さて機内初級者 国内線編、パート3を始めよう

まずは最終目標をどこに設定するか?

戦略なくして勝利はない。

漠然と「スッチーに声かけようかなー」なとどいう態度では敗北は確実と申し上げておく



昔は機内でCA本人の写真を撮り、会社に手紙を送り、電話での返事を待つ。

美味しそうなお菓子、めずらしいお菓子などを買っていき、

機内でプレゼントする。「お土産に貰ったのですが甘いものが苦手なもので・・・」

自宅電話番号ゲットのため、あの手この手で本当に苦労をしたものだ

しかし今は電子メール、携帯電話など気軽に教えられる連絡先がポピュラーである

攻めるのも簡単になった。赤子の手をヒネるようなものである

ここはひとつ、ギュッと ひねっちゃってほしい

今回は目標を「機内でメールアドレスゲット」に設定してみよう











アナタは飛行機に搭乗し着席した。降機までにやるべき作業は、

前フリとしてCAの気をひき、会話が出来るチャンスを作る、

楽しい会話をし、最後にメールアドレスを聞き出す。

どうだ?簡単だとは思わないか?

難しいと思った諸氏、前章に書いた通り、とにかく当たって砕けてほしい

成功する時は必ずやってくる

格言「買わねば当たらぬ宝くじ」by CAfun管理人。



まずはCAに声をかけるタイミングを教授したい

着席してからドアクローズまでは席でじっとしていよう

この時に他の客に混じらず確実に目立つようにし、

CAの興味を引いておく。手段はいろいろとあるだろう

間違ってもスポーツ新聞を広げたり、パソコンをやったりしないでほしい

それじゃただのオヤジかオタクと思われる可能性大



百科辞典のように分厚い本を読みふける / 何の本かナ?

美しい風景写真を大量に整理している / 綺麗な写真ネ

大量の書類を隣の座席にまで広げ、目を通している / 何の仕事?



他にも思いつく方法はいくらでもある

ポイントはとにかく目立つ作業をすること

最後部のジャンプシートに座ったスッチーからは

60、59の乗客の手元が見える!

各自工夫して「前フリ」作戦を考えよう






スッチーと知り合えるかどうかは戦略しだい




ズバリ、CAと最も話せる時間があるのは降下開始から着陸、

タキシング、スポットイン、乗客を見送るまでの間である

この一連の時間で全面攻撃を開始しよう

ただしこの時間内でも例外的に話しかけてはいけない時がある

ドア操作の業務連絡がそろそろ流れるという時、離陸、着陸の直前、直後である



飛行機に何度も乗ったことのある方は御存知と思うが、

乗客が全員乗り終わってドアがクローズされる時と

到着してドアが開く直前に業務連絡のアナウンスが機内に流れる

「客室乗務員はドアモードを変更して下さい」

「業務連絡、スライドレバー ディスアームド」などである

これは緊急脱出の際、ドアを開くと自動的にシューターが

出る機能のオン・オフをしているのである



もしこのドアモードをオートにしたまま、ドアを開くと

巨大なすべり台がドアの前に開く

過去に乗客の降機後、次の便向けの荷物を係員が搬入しようとして

ドアを開けたところ、シューターが出てしまったケースが何度かある

スッチーがドアモードの操作を忘れてしまった為であった



また離陸&着陸の直前、優秀なCAはイメージトレーニングをしている

ボーッとしているように見えて、実は緊急脱出の手順を頭の中でイメージしているのだ

こんな時に話しかけられたら、たまったもんじゃない

ただのおしゃべりな客と判断され、敗北となる

まあ中には本当にボーッとしてたり、寝てしまってるCAもいたりはするが・・・・・



CAが仕事に神経を集中している時には声をけっしてかけないようにする

よく状況を観察しよう






ドア操作は重要な仕事




私が勧める国内線での戦術は、

搭乗、巡行高度に上昇、機内サービスが終了する迄は前フリに徹する

60G、Dに座った場合は離陸前のタキシング時に

体を後ろにひねってCAに話しかけることも出来る

これがこの席の最大のメリットである

タイミングが良ければ離陸前から戦闘を開始してもいいだろう



話しかける内容については前フリとつながるものが望ましい

例えば前フリの際に書類などを広げていたら「お仕事、お忙しそうですね」

と反応してくれる確率は高い。

ここからは諸氏のトーク力の勝負。

季節、食事、観光地、自分の仕事について話したり、

CAにいろいろと質問してみるのもいいだろう






多くをトライし経験から学ぶ




昔々、国内線でお見合い席に座った時のこと。

隣に30代なかばのオタクっぽい奴がいた

(ちょっとキモかった・・・)

そいつは窓側に座り、ビカビカの高そうなカメラでしきりに機外の写真を撮っていた

気持ち悪いが確実に目立っている



機が降下を開始し、CAがジャンプシートに座るとそいつはすぐにスッチーに話しかけた

「今日は天気が良くていい写真がとれると思ったのでこの席に座りました」

「みなさんは国際線も乗務されますか?」

「今度、学会でロンドンに行くんですよ。ロンドンはよく行きますか?」

CAは「学会」という言葉に完全に食いついた・・・・

そいつは自分は医者だと名乗り、

CAのスケジュールを聞き出していた。お見事であった。



スッチーはそいつが別にしても、友だちの医者と合コンでも出来ればOKと

考えたはずだ。彼は外見ではなく戦術で勝利したのだ

私の勘だが医者というのはウソだと思う

私がナンパしようと思ったのに見事に獲物をかっさらわれた・・・悔しかった

上の話はひとつの事例であるのであくまで参考程度に。


国内線での私の経験則だと会話可能な時間はトータルで15分くらい。

短いと思われるかもしれないがこれが結構長い

家にいる時、一人で10分喋ってみると!?その時間の長さがよくわかる

イメージトレーニングは役に立つ。一度騙されたと思ってやってみてほしい






緊急脱出訓練




降下開始から着陸、タキシング、スポットイン・・・

60に着席のまま、CAに話しかける事は出来ただろうか?

機内サービス終了後、スッチーが暇そうにしている時にも

話しかけるチャンスはあるはずだ。席を立って最後尾に行き、

立ったまま新聞に目を通す、やって来たCAに話しかける、

なんて手段もある



「どっちにしろ、そんな短い時間じゃオレは絶対無理!」

「59に座ってんだけど!」という諸氏には

当サイトならでは、戦闘時間延長の裏ワザをお教えする

59や59より前に座った諸氏、機が停止して他の乗客が通路をふさぐ前に

最後尾のトイレへ走ろう!

トイレに入り、鏡の前でにっこりスマイルの練習だ!?

15秒後にトイレを出るとなんと!

降りようとする乗客が通路をふさぎ、自分の席に戻れない



これは最後尾に立ったまま乗客が流れるのを待つしかない

ふと隣を見るとL5、R5ドア担当のスチュワーデスが自分の真横に立っている

乗客をお見送りするためだ

ドアオープンから自分が前に進めるようになるまで、たっぷり5分はある

前フリさえしてあればこの時間の会話だけでも勝利は充分可能である!

ダメだと思ってしまったら、ダメになる。成功を信じるのが大切だ






ギャレーは大忙しの図




それではここでパート3を整理をしてみよう


声をかけてもOKの時間


・離陸前タキシング CAがジャンプシートに着席中

・離陸後 巡行高度まで上昇中の時間

・機内サービスと片付け終了後

・降下開始 CAがジャンプシートに着席中

・着陸後タキシング CAがジャンプシートに着席中

・降機の際のお見送りの時間



ケースバイケース


・搭乗直後 CAが座席案内や手荷物の収納の手伝い中



声をかけてはいけない時


・ドア操作(スライドレバー切替)の直前

・離陸前、降下開始前 シートベルト等の着用確認中

・離陸直前と離陸直後

・機内サービスと片付けの作業中

・着陸直前


タイミングを計り、楽しい会話さえ出来れば、

勝利はいとも簡単につかめる

まず重要なのは会話よりも会話が出来るチャンスを自ら作ることだ

パート4ではもう少し細かい部分を解説してみたい






この二人の関係は?・・正解はパート4にて




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2002.1